ゴアテックス・サラウンドのトレッキング・シューズが欲しいと思い、買ってきた。
世の中「ゴアテックス」のシューズは、山ほどある。
しかし「ゴアテックス・サラウンド」のトレッキング・シューズは、ほとんどない。
当方、「サラウンド」がいいのよ。全方位360°の防水&透湿。
外部からの水の侵入を防ぎつつ、内部から汗の蒸気を放出する。
GORE-TEX SURROUND
そこで、ようやく見つけて買ってきたのが、ミズノ「ウエーブアドベンチャーBR」。
早速開封。
見よ、このシャープ&たくましいフォルム。
横っ面には「ゴアテックス・サラウンド」のプレート。
ただのゴアテックスとは違うのだよ、サラウンドは。
と主張しているようだ。
靴の構造的には、シュータンも一体化した一枚生地のようになっている。
足を1枚生地でスッポリ包み込む感じ。
これは水の侵入を防ぐためだが、生地は全体がゴアテックス・メンブレン。
つまり、360°の防水なのだ。
さらに「サラウンド」の場合は、透湿性(内部からの汗の放出)を図るため、靴底に穴が空いていたりする。
↓のモデルとかは、分かりやすい。
しかしこの「ウエーブアドベンチャーBR」の場合は、アウトドア・シューズであるためか、さすがに放出口はついていない。
その代わり、靴の側面でメッシュを多用している。
これは、メッシュ生地の奥にゴアテックス・メンブレンがあるので、防水性は問題ない。
ゴアテックスは、「外からの水は防ぎ、中からの汗の蒸気は逃がす」のである。
ちなみにソールは、Vibram。
登山シューズとかによく使われているらしい。
固くて、グリップがきく感じ。
1度山で履いてみた。
ゴツゴツした未舗装の道でも、Vibramが固く安定してグニャグニャしないので、歩きやすい。
その割に、ソール内部には「ミズノウェーブ」という板が入っていて、クッション性はよかった。
試してみたのは、屋久島で縄文杉を見に行ったとき。
往復8時間のトレッキングだった。
雨に降られたり、泥水にずっぽりハマったり、何度か「やべ、水が靴の中にしみそう!」と思ったが・・・
無事。
全くもって無事だった。
さすがゴアテックス。
山から下りてきて、靴を洗うために水道の蛇口がある洗い場へ。
靴がずいぶん汚れてしまった。
「えい」っとそのまま蛇口をON。
ちょっとゴシゴシして汚れをとってから、さっと靴をふって水をきる。
多少キレイになりました。
メッシュの部分も下にゴアテックスがあるので、ちゃんと水を弾いてます。
念のため靴の中をのぞいてみると・・・
濡れてない!!
いや、履いてたから、知ってるけど(笑
しかしシミひとつないのは、驚いた。
いい感じの防水性能だな、と。
なお、この「ウエーブアドベンチャーBR」。
個人的には全く問題なかったが、レビューをみていると「くるぶしに当たって靴擦れになる」という人が、何人かいるようだった↓
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- メディア: ウェア&シューズ
基本的に購入する際には、リアル店舗で足をあわせて買うのが必須かと思います。
もしくるぶしに当たるような場合には、かかと裏に厚みがあるソールを入れたりすると、いいかもしれない。
分かんないけど。
自分は問題なかったので・・・。
そんな感じ。