ACCOR「イビススタイルズ東京銀座East」に泊まった。銀座で唯一の屋上露天風呂(小さめ)

イビススタイルズ東京銀座East

銀座で「イビススタイルズ東京銀座East」に宿泊した。
ACCOR系列の中でも安価なブランドで、2023年6月にオープンした新規ホテルである。
銀座では、「メルキュール東京銀座」「イビススタイルズ東京銀座」に続く3軒目。
イビススタイルズ東京銀座East

場所は八丁堀駅・宝町駅・新富町駅の中間にあり、各駅から徒歩4分。
京橋JCTの近くで、繁華街からは少し離れた静かなエリアに位置している。

銀座にもう1軒ある同ブランド「イビススタイルズ東京銀座」は、繁華街のど真ん中にある。
観光的な意味での立地は「イビススタイルズ東京銀座」のホテルの方がいいかもしれない。
ACCOR「イビススタイルズ東京銀座」はロケーション抜群、こだわりの漫画コーナーもあるよ。

イビススタイルズ東京銀座East 外観

「イビススタイルズ東京銀座East」は、旧「日和ホテル東京銀座EAST」をリブランドして開業。
自分は「日和ホテル東京銀座EAST」時代にも泊まったが、設備は日和ホテルのものを引き継いでいた。

ACCORにしては珍しく、部屋にフットマッサージ機があるとか、風呂の前に無料のアイスキャンディがあるとか、畳の部屋があるとか、「ACCORにしては珍しいな?」と思うのは、だいたい日和ホテル時代の遺産だった。
銀座で唯一の屋上露天風呂付きビジホ「日和ホテル東京銀座EAST」に泊まった

「イビススタイルズ東京銀座East」の特徴は、何と言っても「銀座で唯一の屋上露天風呂」
最近だと銀座にもドーミーインができるなど風呂付きビジホの選択肢は増えてきたが、屋上階に露天風呂があるのは「イビススタイルズ東京銀座East」だけである。

屋上露天風呂とスカイテラス

ホテル最上階の11階には大浴場と屋上露天風呂がある。
ただし、サイズはかなり小さめ

イビススタイルズ東京銀座East 屋上露天風呂

内風呂、露天風呂はそれぞれ最大3人くらいのサイズ感。
洗い場も6つ程度だが、シャワーヘッドは水流タイプを変更可能な良い品を使っていた。

露天風呂は「天井のみ開放型」で、眺望はない。
真上の夜空は眺められる。
当日は曇りがちな空ではあったが、風呂に寝転んで仰ぐと星が1つだけ見えた。

自分が入浴したタイミングは誰もおらず、20分くらい独占できたので最高だった。
「やっぱり露天風呂はいいな~」とリラックスできた。
インバウンド客が多いホテルだったので、風呂を使う人が限られているのかもしれない。

風呂の入口前では、無料アイスキャンデーの冷凍ケースが設置されていた。
冷凍ケースも、中のアイスキャンデーも、日和ホテル時代と同じだった。

イビススタイルズ東京銀座East アイスキャンデー

風呂の横には「スカイテラス」への扉がある。
アイスキャンデーと風呂前にある紙コップの水を持参して外にでてみた。
(風呂前には自販機もある)

イビススタイルズ東京銀座East スカイテラス

テーブルとチェアが3セットほどある。
空調の室外機がブンブンうなりをあげる空間だが、銀座の夜景を眺めて風にあたれる。
この日は風が強く、夏とはいえ気持ちのよい夜だった。

遠くには、スカイツリーが見えた。

イビススタイルズ東京銀座East スカイツリーが見える

ラウンジとウェルカム・ドリンク

ホテル1階にある朝食会場のレストラン「杏」が、夜はラウンジとして運用されている。
朝食時間以外にもコーヒーサーバーが設置してあり、ラウンジ券があれば無料で利用可能。

イビススタイルズ東京銀座East ラウンジ

ラウンジ利用券付きのプランがあったり、ACCOR上級会員の「ウェルカム・ドリンク」としてラウンジ券がもらえる。
チェックイン時に、紙のチケットがもらえた。

イビススタイルズ東京銀座East ウェルカムドリンク・チケット

入口でラウンジ券をチェックされるワケでもなく、「券をもってたら自由に使って良いよ」的な運用。
ラウンジには、セルフサービスのエスプレッソマシンや紅茶が置いてある。

イビススタイルズ東京銀座East コーヒーサーバー

自分が滞在したときには「空いていた」というか、ほぼ利用者はいなかった。
パソコンを広げて作業をしている人は、一人みかけた。

朝食(ブッフェ)

今回は朝食付きのプランで泊まった。

ブッフェ朝食だが、品の数は多くない。
欧米系の安価ビジホ感が溢れる「簡単な朝食」スタイル。
テイクアウトのコーヒーもあり。

イビススタイルズ東京銀座East 朝食会場

ソーセージ、ミニロールキャベツ、クロワッサン、ワッフルなど。
フルーツとして「丸ごとのバナナ」が置いてあったのは、ちょっと面白かった。

イビススタイルズ東京銀座East 朝食メニュー

当方が実際に食べたメニューは以下。
昼は銀座メシを食うつもりだったので、控えめ朝食にした。

イビススタイルズ東京銀座East 実際に食べた朝食

美味かったのは、オニオンスープ・ロールキャベツ・クロワッサンかな。
ホテル朝食は「色々食いたい」という強迫観念?で食い過ぎる傾向があるので、これくらいに選択肢が少ないと、逆にリラックスできる(笑)

とはいえ次に泊まる機会があれば、またトリコロールのモーニングにでも行きたいかな。
ハイソな銀座のカフェ「トリコロール本店」で、お安くモーニングセットとカフェオレを

部屋(スーペリアダブル・琉球畳)

部屋はスタンダードダブル(15㎡/1.3万円)を予約した。
当日、スーペリアダブル(18㎡/1.8万円)にアップグレードしてもらえた。

イビススタイルズ東京銀座East スーペリアダブル琉球畳

18㎡ということで、広さは十分。
寛げました。

なお「琉球畳」の部屋ということで、入口では靴を脱いでから入室する。
日和ホテルにも畳部屋があったので、そのまま使ってるのかな。

 

イビススタイルズ東京銀座East 琉球畳 

部屋には、フットマッサージ機もあった。
日和ホテル時代と同じヤツ。

イビススタイルズ東京銀座East フットマッサージ機 

歯ブラシだけは部屋内にあり、その他のアメニティはフロント横にある。
また大浴場に行く場合、タオルは部屋のものを持っていく。

銀座旅行記

このホテルは、銀座の中心地からは少し離れている。
銀座の中心や築地までは、徒歩15分ほどの距離。

一方でこのホテルは「ヘッドスパ 悟空のきもち(銀座店)」に近いため、今回宿泊した形。
ヘッドスパ「悟空のきもち」(銀座店)に行ってみた。寝落ちした。

「悟空のきもち」は、妙齢の女性店員が「お客様の毛が生えますように」と祈りを込めながら1時間スタンダードコースで頭をマッサージしてくれる、ありがたいお店である。

確かに、1時間で7500円もする。

しかし見知らぬオッサンの毛髪増量を祈願しながら1時間も祈り続けるというのは、ナイチンゲールのように崇高な行為であり、尊敬に値する。

その祈りと献身に敬意を表しつつ、当方としても万全な態勢で入店したかった。
また予約時間が「休日の朝10:30」と早いので遅刻を懸念し、予約前日は銀座宿泊に至ったのであった。

予約当日は屋上露天風呂の朝風呂で身を清めてから、店に向かった。

なお前日の夜は、必勝を祈願して築地でとんかつを食っている。
築地「かつ平」で食べる「ロース海老ライス」。豚は甘く粉雪と舞い、海老は身重たく横たわる

ヘッドスパを済ませた後は、築地で昼飯を食った。
以前から行ってみたかった「天ぷら黒川」。
てんぷら黒川(食べログ)

てんぷら黒川 外観

当日の築地はインバウンド客でごった返していたが、こちらのお店は空いていた。
しかし最近は、本当に観光客が増えてきましたね。

こちらのお店、ランチなら安価で美味い天丼を食える店として有名。
しかしヘッドスパを済ませて心身リフレッシュ、無敵状態であった当方は少し高めの「月コース」(3000円)をオーダーした。

天ぷら黒川 月コースの品

カウンター席で、大将が揚げたての天ぷらを次々に提供してくれる。
アスパラが最高、レンコンも食感よし。野菜の天ぷらが美味かった。
やはり揚げたては、いいですね。

天ぷら単品の〆、穴子の天ぷらもふかふかで美味しかったです。

天ぷら黒川 穴子の天ぷら

コースの最後は、ミニサイズのかきあげ天丼。
ホタテと小エビのかき揚げ。

天ぷら黒川 かきあげ天丼

天丼も良かったが、やはり天ぷらがうまい。
ただちょっと奮発しちゃったので、次からは2000円の野菜天ぷらのコースでよいかな。
3000円コースは「穴子1本の天ぷら+かきあげ天丼」だが、2000円コースは「野菜などの天ぷら+穴子の天丼」となる。

ほい。

そんな感じ。

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