食事制限ダイエットの「やる気」を継続させる本と方法

もう何年も前から、「メタボ腹」と親しくお付き合いさせていただいておりました。
見下ろすと、視界を遮るふくよかな膨らみ。

この「膨らみ」は何ですかね?
なんか入ってんのか?
プリン?

ということで、人生初のダイエットに取り組むことなりました。
その結果にて。
2ヶ月で、10kg(~11kg)減量できました。

今はまだダイエット継続中。
年始年末を越えても安定してきたので、いったんまとめる。

ダイエッター歴3ヶ月の初心者ではございますが、ご参考まで。
ちなみに自分のスペックは、デブじゃないけど、メタボ。
健康診断の「メタボ判定」の屈辱を払拭すべく、日々取り組んでおります。

なるべく楽なダイエット手法を考える

まずダイエットの手法について調べたんだけど、
「楽して痩せたい」(=運動したくない)
というスタンスを保持するなら、まぁ、
食事ですよね。
分かります。

それも、
「炭水化物を抜く」
というのが効果的だ、と。

これは「ローカーボ(低炭水化物)ダイエット」とか、「糖質制限ダイエット」とか。
考え方は多少違えど、「炭水化物を食うな」ってことに収斂する。

炭水化物は摂取するとブドウ糖(糖質)になるので、「糖質制限」ダイエット的にNGなんですよね。
「低炭水化物」ダイエットは、その文字通り、「炭水化物を食っちゃダメ」。

そして驚くことに、炭水化物を抜くと、驚くほど痩せる。
別に全食で抜く必要はないけど、抜けば抜くほど痩せる。

この手法の良い点は、カロリー計算など難しいことを考えずに、「炭水化物を減らす/抜く」って点だけ抑えればよいこと。
楽なんですよね。

「炭水化物」を食わない?それって楽しいの?

ただ

炭水化物を抜く

白米とかラーメン、パスタ食えない

食事が楽しくない

みたいな観点で、結構ハードル高い。

「炭水化物を食わないって、不健康じゃない?」という考えも、首をもたげる。

自分の経験でいうと、「楽しい」かどうかは、
「何でも食っていい日」
みたいなのを週1で設定すれば、割りと何とかなる。

むしろ、週1の食事が楽しみになって、生活に彩りが加わる。
1週間ぶりに食うラーメンとか、最高です。

ごめん。
嘘ついた。

本当は、「何でも食っていい日」は週に2,3回やってる。
まぁ逆に言うと、週の半分以上とか、3食のうち2食制限するとかで、効果あるっすよ。
自分も未だにラーメン、週1以上で食ってます。

厄介なのは、「炭水化物を抜くって不健康じゃない?」っていう考え。
これが、ダイエットの邪魔をすることなんすよね。
必要な栄養素やカロリーを、ちゃんと摂取できてるだろうか?
不健康な食生活してまで痩せるのは、本末転倒じゃないか?

ということで、「炭水化物を食わない」という点について、やっぱ自分なりに「納得」しないとキツイよね、という。

オレは『納得』したいだけだ!
『納得』は全てに優先するぜッ!!
でないとオレは『前』へ進めねぇッ!
『どこへ』も!『未来』への道も!
探す事は出来ねえッ!!

SBR第8巻/ジャイロ

炭水化物を食べない方が実は健康的

そんな自分の「納得」を補助してくれる本を2つほどご紹介。
つまり、「炭水化物を食べない方が、実は健康的だ」という話について。
食事制限のモチベーションを保つには、非常に役に立つのでオススメです。

炭水化物が人類を滅ぼす

炭水化物が人類を滅ぼす~糖質制限からみた生命の科学~ (光文社新書)

炭水化物が人類を滅ぼす~糖質制限からみた生命の科学~ (光文社新書)

  • 作者:夏井 睦
  • 発売日: 2013/11/15
  • メディア: Kindle版

こちらは、「糖質制限ダイエット」の本。
2013年下期にバカ売れした本でもある。

本のタイトル見て「スルー」したくなる気持ちは分かりますが、ちょっと待って!

生命の海における進化の過程で、糖質がどのような役割を果たしてきたか。
人類が進化・文明の発展の過程で、穀物(=糖質)を摂取するようになった理由と歴史。
「読み物」としてバツグンに面白い。

そして結論としては、「本来ヒトは炭水化物が不要であり、むしろ不健康」というトコロに着地する。
この真偽をどう考えるか?
著者も「これは推測だが」というのを連発してるが、読み手も専門家じゃないんで判断は難しい。
個人的には、ライアル・ワトソンみたいなもんだと考えてるけど。
「ストーリーとして面白いから良いじゃない」、という。

著者の夏井睦氏は、「傷はぜったい消毒するな 生態系としての皮膚の科学」でも有名ですね。
面白いので、もっと色々書いて欲しい。

で、この本はちょっとダイエット特化本としての色が薄い。
なので、1冊目としては↓の方がオススメ。

「空腹」が人を健康にする

「空腹」が人を健康にする

「空腹」が人を健康にする

  • 作者:南雲 吉則
  • 発売日: 2012/09/01
  • メディア: Kindle版

南雲氏はテレビにガンガン出てる、あの人ですね。
「20歳若く見えるために私が実践している100の習慣」の人。

著者はいっぱい本出してて、何冊か読んだけど、内容はどれもいっしょ。
ダイエット的にまとまってるのは↑かなぁ。

話としては、

  • 空腹になるとサーチュイン遺伝子で健康になるよ
  • 1日3食は最近始まった文化。実は不要
  • 炭水化物食わないと痩せるよ
  • ごぼう茶サイコー!

って感じ。

現代人としては、ダイエットで空腹状態が続くと「健康に悪いよなぁ」とか思ってしまう。
そこを「いやいや、空腹こそ大正義だから」ってマインドセットできる理屈が語られています。
読みやすいので、ダイエットの始めの1歩として、オススメ。

以下のまとめサイトとかも参考まで。
グーッとなったら若返り遺伝子スイッチオン! – NAVER まとめ

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